一般社団法人三島建設業協会は、建設業経営者・企業の経営基盤の強化・技術力の向上、発展を図るなど地域の期待に応えられるよう努力を重ねてまいります。

熱海土木事務所との意見交換会開催

　三島建設業協会（小野徹会長）熱海・伊東地区役員と土木・災害対策委員会（大舘節生副委員長）は10月1日、県熱海総合庁舎2階第3・第4会議室で県熱海土木事務所幹部職員等との懇談会を開催した。
　当日三建から小野徹会長、佐野茂樹副会長、齋藤稔副会長、大舘節生理事兼土木・災害対策副委員長はじめ、熱海伊東地区から役員14人、熱海土木事務所から森田尚孝所長、安藤一整技監兼企画検査課長、齋藤和美技監兼伊東支所長ら幹部職員9人、県交通基盤部技術管理課主田積算班長、熱海市宿崎都市整備課長、伊東市高田建設課長が出席した。

　冒頭、小野会長は鬼怒川の堤防の決壊に触れ、被災者には大変気の毒であるが年々こうした災害が続く中で「公共事業不要論」に少し変化が見られると指摘し、狩野川放水路に関する新聞論評を紹介した。
　それによると狩野川の堤防完成度はまだ73.5％で、残りは高さ、厚さ、土質等が不十分で「狩野川台風は過去の歴史ではない」と、理解を示していて頼もしいと述べた。
　次に、熱海土木森田尚孝所長が、災害時には緊急出動等建設行政推進に多大な協力をいただき感謝します。皆さんの意見等が県に届くことになるので忌憚のない意見交換をお願いすると挨拶した。
　懇談会では最初に、県技術管理課の主田積算班長から「品確法の改正について」の講話のあと引き続き意見交換会に入り、活発な議論がなされ有意義な会議となった。