一般社団法人三島建設業協会は、建設業経営者・企業の経営基盤の強化・技術力の向上、発展を図るなど地域の期待に応えられるよう努力を重ねてまいります。

沼津土木事務所との技術懇談会開催

災害対応などで意見交わす

　三島建設業協会（小野徹会長）三島・田方地区役員と土木・災害対策委員会（土屋龍太郎委員長）は10月6日、三建大会議室で県沼津土木事務所と技術懇談会を開催した。
　当日は協会から青木喜代司相談役理事、小野会長、土屋副会長をはじめ三島田方地区から役員12人、沼津土木事務所から石塚基一郎所長、太田博文技監、古屋徹之技監兼修善寺支所長ほか幹部職員9人、静岡県から県建設技術監理センター酒井浩行副所長、県建設支援局技術管理課岩崎正晃主査、三島市から土木課稲村真也技術主幹、検査課水谷吉雄副技監、伊豆市から建設課山田博治課長、伊豆の国市から建設課杉山俊一郎課長補佐が出席した。

　冒頭小野会長は、保証会社の資料によれば静岡県の「売上高経常利益率」はマイナス0.41％で東日本で最下位である。そうしたことを踏まえ、課題解決に向けた意見交換をお願いしたいと述べた。
　次に、沼津土木石塚基一郎所長が、県の人口減少で、建設産業においても担い手の確保に懸念がある。これらの問題解決に向け、担い手三法が運用開始された。本日の意見交換会の内容が県に届くことになるので、忌憚のない意見交換をお願いする」と挨拶した。

　懇談会では、最初に県建設技術監理センターの酒井副所長から「品確法の改正について」講話がおこなわれた。質疑応答では土屋副会長から適正な競争環境のもと、適正な積算・精算と受発注者が対等という関係構築等の課題が提案され、活発な意見交換会となった。