一般社団法人三島建設業協会は、建設業経営者・企業の経営基盤の強化・技術力の向上、発展を図るなど地域の期待に応えられるよう努力を重ねてまいります。

沼津土木事務所より技術支援要請

　静岡県沼津土木事務所は、発注する工事のスムーズな施工のため、三島建設業協会や沼津建設業協会等に技術支援を求める取り組みを始めた。
　現場での工事が順調に施工できるか、どのような交通規制が必要かなどについて、設計の段階や入札不調になった案件について建設業界などに意見を求めることで、入札不調や着工の遅れ、施工のトラブルを無くすことが狙い。静岡県道路舗装協会や静岡県地質調査業協会にも技術支援を求める。この取組により、職員が積算面などの経験不足気味の部分が補われ、発注の精度が上がることが期待される。
　この要請に対し三島建設業協会からは土木・災害対策委員会の中村進副委員長（小野建設）と静岡県土木施工管理技士会の日吉英則技術委員（土屋建設）の２名を選考し対処することとした。
　沼津土木事務所の森田尚孝所長は「職員の技術向上と時短、受注者の適正な利益の確保を図り、また、県民目線では税金を無駄に投資しないための費用縮減や、早期完成による地元住民への負担軽減を図れる」とこの要請の意義を話している。