一般社団法人三島建設業協会は、建設業経営者・企業の経営基盤の強化・技術力の向上、発展を図るなど地域の期待に応えられるよう努力を重ねてまいります。

平成30年度　臨時役員会

記念号発刊を報告

　三建（小野徹会長）は7月4日、熱海市内のホテルで平成30年度臨時役員会を開催して広報誌「三建だより」600号記念号発刊について報告を行った。
　冒頭あいさつに立った小野会長は、全国の建設業界を取り巻く情勢について、今国会の目玉は「働き方改革」であるが、大きな動きがあった。国交省は、建設産業政策会議が昨年7月にまとめた「建設産業政策2017+10」の、具体的な制度化として「建設業法の改正」に乗り出すことになった。
　その一つが「工期設定の適正化」で、発注者の役割として、「適正な工期設定を、受注者の役割として、「工期ダンピングの禁止」という双方の責務を明確にした「建設業法」へと改正し、業界の「週休2日制導入」を援護しようとするもの。
　もう一つが「社会保険未加入企業」に「建設業許可」を出さない、という強硬手段に出るということ。これは「公共工事からの締め出し」を一歩も二歩も進めて、民間専門の業者に対しても、「建設業許可を更新しない」ということである。
　私のところにも、すでに中央建設業審議会の日程調整が来ていて、これから特に「工期設定の考え方」と「責務の詳細」が明らかになってくると思われると述べた。
　また、三建だより記念号について触れ、この8月号で第600回の昭和43年8月の第1号から、満50年の大きな節目の記念号になると話し、長年功労のある方々に感謝状・記念品の贈呈することを報告した。感謝状・記念品の贈呈式は10月に開催する第2回役員会の席上で行う予定とした。