一般社団法人三島建設業協会は、建設業経営者・企業の経営基盤の強化・技術力の向上、発展を図るなど地域の期待に応えられるよう努力を重ねてまいります。

H30　熱海土木事務所との技術懇談会

生産性向上の取り組み等について意見交換

　三建（小野徹会長）の熱海・伊東地区役員と土木・災害対策委員会（大舘節生副委員長）は10月2日、県熱海総合庁舎2階第2会議室で静岡県熱海土木事務所幹部職員等との技術懇談会を開催した。
　当日は三建から小野会長、佐野茂樹副会長、斎藤稔副会長、大舘理事土木・災害対策副委員長はじめ、熱海・伊東地区から役員10人、熱海土木事務所から佐藤勝彦所長、吉川正剛次長兼企画検査課長、沼野克史技監兼伊東支所長ら幹部職員9人、県交通基盤部建設技術企画課土屋主査が出席した。
　冒頭、小野会長は、この9月26日で、狩野川台風から、丁度、満60年になる。これを機会に、防災意識の高揚をはかろうと、去る9月29日に、伊豆長岡において『狩野川台風の記憶をつなぐ会』主催による『狩野川台風６０年シンポジウム』が開催された。今なお、熱海・伊東地区、特に伊東市においては、その台風の傷痕が残り、苦しみは癒えないが、協会としては、「狩野川台風の記憶を次世代につなぎ、『強く』『しなやかな』地域を創出する」ためにこれからも、たゆまぬ努力を重ねて行きたいと思うと述べた。
　次に、熱海土木の佐藤勝彦所長が、「台風12号で沿岸部が被害を受けたが、皆さまのご尽力で早期に復旧することができた。大規模災害時には地域に精通する建設業の力を借りることが重要と思っている。今後も官民連携して地域の安全・安心確保に取り組んでいきたい」と話した。
　懇談会では、最初に県建設技術企画課の土屋主査から「建設現場における生産性向上の取り組みについて」の講話があった。引き続き意見交換が行われ、予定時間を超過する活発な質疑が行われた。