一般社団法人三島建設業協会は、建設業経営者・企業の経営基盤の強化・技術力の向上、発展を図るなど地域の期待に応えられるよう努力を重ねてまいります。

第1回フルハーネス型安全帯使用作業特別教育－建災防三島－

　建設業労働災害防止協会静岡県支部の協力のもと同支部三島分会（小野徹分会長）は、7月18日、三建大会議室で「フルハーネス型安全帯使用作業特別教育」（全コース）を初めて開催した。
　これは、平成31年度2月1日に労働安全衛生規則の一部が改正され、高さ2メートル以上の作業床を設けることが困難な箇所で作業する際に、墜落、転落による労働災害を防止するため、フルハーネス型墜落制止用器具を使う（ロープ高所作業を除く）には、特別教育が必要になったことによるもの。
　当日は55人が受講し、座学は労働安全コンサルタントの鈴木敬司氏が講師を務め、実技は鈴木氏のほか、三建安全委員の濱田博通氏と青木代司男氏が指導した。
　講習会では、作業に関する知識や墜落防止用器具に関する知識などの学科とフルハーネス型安全帯の使用方法の実技がほぼ1日かけて行われ、受講者は熱心に講義と実技に取組んだ。