R1 沼津土木事務所・東部農林事務所 優良建設工事等表彰式
三建会員から5社4個人受賞
令和元年度静岡県沼津土木事務所(原広司所長)・東部農林事務所(塚本忠士所長)の優良建設工事表彰式が7月31日、沼津市内で開かれ、三建会員は沼津土木関係で5社4人が表彰された。
冒頭、塚本所長は「今回の表彰対象工事は、沼土391件、東部農林79件の合計470件の中から、所長表彰として沼土25件、農林9件の合計34件が選ばれた。受賞された皆さんは優秀な技術に加え安全対策などにも努力をされており、地域に貢献する企業としてこのような高い評価につながった。今後も建設業の発展のため一層の活躍を期待している」と祝辞を述べるとともに、労働災害ゼロに向けて協力を呼び掛けた。
来賓として出席した三島建設業協会の小野徹会長は、受賞者を祝福するとともに、本日のような表彰における評価制度で業者・技術者の意欲が高められているとして、土木事務所、農林事務所の職員に感謝の言葉を述べた後、オリンピック開催までちょうど1年ということになった。今回の表彰にもオリンピック関連工事が含まれており、私ども建設業界もオリンピックに貢献しているということで誇らしい気持である。
競技の方でも陸上ではサニブラウン選手が9.97秒という夢のような日本記録を出し、水泳では韓国で行われた世界水泳選手権大会で瀬戸大也選手が200m、400mの個人メドレーで優勝するなど、来年のオリンピックの金メダルが期待できる活躍をしている。
実はスポーツの世界では、「誰それの活躍に刺激されて、この競技をはじめた」という選手がたくさんいる。上が頑張れば下もついていく。上が評価されれば下の励みになる。つまりは全体の底上げがされることになる。
スポーツだけではなく建設業もそうである。本日、最大の評価を受けた受賞者の皆さんは業界のトップリーダーであり、業界のレベルを一段と底上げすることに大きな貢献をされている。皆さんが頑張れば、下がついて来る。皆さんが評価されれば、下の励みになる。これからも他の業者、技術者の模範となるよう、研鑽を重ねることを祈念していると語った。
表彰式後の研修会では、沼津労働基準監督署安全衛生課の宇都宮潤課長が「熱中症対策について」、また静岡県交通基盤部工事検査課の出口遵太郎検査監が「建設工事の安全対策等について」と題し講演した。
受賞者は次の通り
[沼津土木事務所長表彰]
三建会員(5社4個人)
▽優良工事
今井建設、中豆建設、青木興業、大仁建設
▽優良技術者
市川祐介氏(土屋建設)
雨宮皇喜氏(大仁建設)
小倉美鈴氏(土屋建設)
小田島浩司氏(中豆建設)
▽安全工事
駿豆建設