一般社団法人三島建設業協会は、建設業経営者・企業の経営基盤の強化・技術力の向上、発展を図るなど地域の期待に応えられるよう努力を重ねてまいります。

防災力向上研修会を開催－伊豆の国市建協・田方建協若手の会－

伊豆地域における防災力向上研修会開催
　伊豆の国市建設業協会若手の会（川口哲哉会長）と田方建設業協会若手の会（原田精治会長）は11月1日、国、県、市の行政関係者や東部4地区の建設業協会会員ら約80人が参加する中、岩手県建設業協会青年部会長で青紀土木（岩手県釜石市）社長の青木健一氏を講師に招き、「伊豆地域における防災力向上研修会」を伊豆の国市内で開催した。
　開会のあいさつで、三島建設業協会副会長兼土木・災害対策委員長で伊豆の国市建協と田方建協の会長も務めている土屋龍太郎氏は「私たちの本業は建設業であり、災害に備えていつも待機している訳にはいかない。いざ災害が起こった場合、実際に行動を起こすときのタイムラグを心配している。もう一つは大災害を経験していない私たちの体験不足である。これらの対策には情報の共有と実践訓練そして援軍確保である。実際の生の体験の話を聞き、この地域の防災力を高めていただきたい。」と述べた。
　青木氏は「道路啓開で重機以外に一番役に立ったものは大型ワイヤーカッターだった」、「警察や自衛隊が到着するまで、われわれ建設業がどれだけ頑張れるかで復興のスピードが変わってくる。地域の安全・安心を守るため、皆さんがやるべきことを想定しておかなければならない」など体験者ならではの貴重な経験を話した。