R1 臨時総会
正副会長の再選を内定
三島建設業協会(小野徹会長)は3月12日、熱海市内のホテルで令和元年度臨時総会を開き、会員51名の内46名が出席した。
冒頭、あいさつに立った小野会長は、2月22日に国道1号笹原山中バイパスが完成し、伊豆縦貫道の塚原~大場間の拡幅も一部終了したので、三建のこれからの課題は、何といっても「伊豆湘南道路」ということになる。「災害に強い伊豆」にするため、また地域活性化のためには「東京圏と直結する基幹道路」の整備が必要であるので、この推進に全力を挙げていきたい。
昨年の台風19号災害の対応に関し、沼津土木事務所長から感謝状をいただくことができたが、熱海土木事務所長からも、3月16日に感謝状が授与されることになっている。会員の皆さんのご尽力に心から感謝申し上げる。
3月10日に、建設業振興基金の佐々木理事長が、三島に見えられた。これは「キャリアアップシステム」に加えて、私が以前から話していた「電子銘板」を沼津河川国道事務所でやっていただいているので、その実務の実際をご覧いただくため私がお招きした。建設業従事者の「働き甲斐」を高めるためにも、「キャリアアップシステム」と「電子銘板」を一緒にできないか、検討して下さるようにお願いした。
今年は予算に加え、2年に一度の役員改選の年に当たっている。それに伴う委員会構成の変更などもあるので、皆さんの意見をお聞かせいただきたい、と述べた。
引き続き、青木喜代司相談役理事が来賓としてあいさつし、「建設業界はICTやAIなど大きな技術変化が起きている。このような時代の変化を読み取って動いてほしい」と呼び掛けた。
議事では、令和2年度事業計画案、収支予算書案などを満場一致で可決した。
任期満了に伴う役員選任については、各地区からの推薦者名簿をもとに、会長、副会長、理事などを内定した。
令和2年度事業計画では▽予算・決算審議等協会健全運営の推進(総務委員会)▽土木事務所・農林事務所と協会役員との懇談会開催等(土木・災害対策委員会)▽伝統技術・新技術に関する情報交換等(建築委員会)▽労働災害防止に関する講習会等(安全委員会)▽公共工事等労務単価の適正化、高校生のインターシップの推進等(労務委員会)▽親子現場見学会の開催(企画委員会)▽建設業の社会的理解の促進(広報委員会)ーなどを盛り込んだ。
新役員は次の通り(内定者、敬称略)。
会長(理事)
小野徹(小野建設)
副会長(理事)
佐野茂樹(青木建設) 齋藤稔(斉藤組) 土屋龍太郎(土屋建設)
常任相談役 相談役参与
土屋昭司(土屋建設) 海野英夫(海野建設)
相談役理事 専務理事
青木喜代司(青木興業) 杉山嘉章(三島建設業協会)
理事
石井宏和(石井組) 大舘節生(大舘建設) 増渕 隆(川口組) 下田孝治(下田土建:新任)
出口直樹(東豆:新任)石田龍夫(三和建設) 海野祐一(海野建設)杉山光男(杉進建設)
堀口正敏(堀口組) 河田英治(加和太建設)梅原雅直(駿豆建設)森田 崇(中林建設)
山本良一(山本建設) 森 勲(イズケン) 今井宏昌(今井建設)鈴木昭彦(梅原土建工業:新任)
佐々木謙(佐々木組) 山本裕二(中豆建設)
監事
塩地善一(塩地総合開発:新任) 小澤靖彦(三島土木建築:組合兼務)
外部監事 組合担当監事
阿部永子(栗原会計事務所) 矢田道夫(矢田工業)