一般社団法人三島建設業協会は、建設業経営者・企業の経営基盤の強化・技術力の向上、発展を図るなど地域の期待に応えられるよう努力を重ねてまいります。

R2 農林土木技術研修会

　　三島建設業協会土木・災害対策委員会（土屋龍太郎委員長）と静岡県土木施工管理技士会三島地区（西村保徳地区長）は9月4日、万全な新型コロナウイルス感染症予防対策を取った上で、三建大会議室で静岡県東部農林事務所と令和2年度農林土木技術研修会を開き、48人が出席した。
　冒頭、あいさつに立った土屋委員長は「コロナ禍の厳しい状況の中だからこそ発注者と受注者が情報を共有し意思の疎通を図ることがとても大事だと思っている。働き方改革や生産性向上など受発注者が一緒になって取り組まなければならない課題は多い。課題解決は対話による相互理解に尽きる。本日は相互理解を深める機会としたい」と話した。
　研修会では県東部農林事務所農地整備課の岩瀬秀範課長が「東部農林事務所における農業農村整備事業について」、河合秀之検査監が「建設工事の品質確保と事故防止」、石川幸志検査監が「令和2年度建設工事事故防止重点対策」などを講演した。
　また、土屋建設（伊豆の国市）の原敏雄氏が「農山魚村地域整備交付金戸田線1工区工事」についての技術発表を行った。
　閉会のあいさつでは三島建設業協会佐野茂樹副会長が、3人の講師に謝辞を述べた後、「本日の研修でもお話があったが些細な見落としや不注意で公衆災害や事故が起きてしまう。毎日が無事故で終わるよう努めていただきたい」と述べ研修会を閉じた。