一般社団法人三島建設業協会は、建設業経営者・企業の経営基盤の強化・技術力の向上、発展を図るなど地域の期待に応えられるよう努力を重ねてまいります。

家畜処分業務委託に関する打合せ　－土木・災害対策委員会－

三建と東部農林　家畜伝染病対応で打合わせ

　三島建設業協会土木・災害対策委員会（土屋龍太郎委員長）は8月8日、三建大会議室において、県東部農林事務所（東部家畜保健衛生所）と「家畜伝染病発生時における家畜処分業務委託に関する打ち合わせ会」を開いた。
　県からは、家畜衛生課の土屋聖子課長、小林幸惠防疫班長、農村整備課の亀崎茂男課長が出席した。
冒頭、あいさつに立った土屋委員長は、「豚熱については県内でも発生事例があった。もしもの発生時のためにしっかりと情報共有し、対処法を確認しておきたい」と話した。
　打ち合わせでは、小林防疫班長が、昨年県内で発生した豚熱（疑似患畜）の事例を紹介し、袋井市・森町の2農場で84頭を殺処分し、防疫措置に240人が動員されたことが報告された。本県では、野生イノシシの豚熱感染は、三島・伊豆地域で30例が確認されており、県内での患畜の発生はまだないが、いつ発生してもおかしくない状況とのこと。
　続いて、埋却作業の工程や調達機材などについて説明が行われ、協会側との役割分担などについて相談した。
▽三建管内の家畜の飼養頭数
・豚：12農場・1万3千頭（三島市・伊豆市・伊豆の国市）
・鶏：12農場・5万羽（三島市・伊豆市・伊豆の国市）
・牛：54農場・3千7百頭（三島市・函南町・伊豆市・伊豆の国市）