R4 沼津土木事務所との技術懇談会
三島建設業協会(小野徹会長)は10月3日、山本浩之所長をはじめとする静岡県沼津土木事務所幹部と技術懇談会を協会大会議室で開き、技術支援や若手育成の取り組みなど四つのテーマについて意見を交わした。
また、今回は、初の試みとして、三島市、函南町、伊豆の国市及び伊豆市の建設及び防災部門の幹部も出席した。
冒頭、あいさつに立った小野会長は、「自治体の職員が減少していることもあり、建設業界と行政のより一層の連携が必要だと感じる。本日のような意思疎通の場を生かしたい」と述べた。また、山本所長は「それぞれ立場は違うが、災害対応やインフラ整備において目指すものは同じ。連携体制をより強化していきたい」と述べた。
技術懇談会では、土屋龍太郎副会長がコーディネーターを務め、テーマごとに、それぞれ事例報告と意見交換を行った。
「技術支援の取り組み」では、熱海伊豆山源頭部土砂除去の事例を土木・災害対策委員会の中村進副委員長が報告し、不調不落対策の取り組みについて、望月博文企画検査課長及び影嶋圭司経済建設局技監から説明があった。
「若手育成の取り組み」では、修善寺支所と田方建設業協会との懇談事例について、佐々木謙理事及び平井武志技監兼修善寺支所長から報告があり、続いて、みらい創造特別委員会の活動内容について、梅原雅直委員長が説明した。
「工事事故防止の取り組み」では、静岡県及び沼津土木事務所の取り組みについて竹沢雄太郎検査監から説明があり、森田崇安全委員長からは三島建設業協会の対応について報告した。
「災害対応力強化」では、土木・災害対策委員会の土屋昭委員が防災力向上研修・訓練及び情報共有の事例を報告した。
終わりに、小野会長から「このような有意義な意見交換ができましたことを心から感謝申し上げます」とお礼の言葉を述べ閉会した。