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R5 第36回安全大会

~高める意識と安全行動 築こうみんなのゼロ災職場~
                   第36回安全大会開催

 三島建設業協会(小野徹会長)、建設業労働災害防止協会静岡県支部三島分会(小野徹分会長)、三島地区建設事業協同組合(小野徹理事長)、三島市建設事業協同組合(山本良一理事長)4団体共催による第36回安全大会が6月15日、三建大会議室で開催され、会員事業所から64人が参加し、安全意識の高揚を図った。
 冒頭、あいさつに立った小野会長は、「現場には常に危険が潜んでいる。万全の対策をしているつもりでも想定外の事は起こり得る。われわれは事故を防ぐ豊富な経験と知識を持っている。安全大会を契機に、何としてもゼロ災害を達成しよう」と呼び掛けた。
 また、当日は来賓として、三島労働基準監督署の大畠均署長、同第二方面松田大知主任監督官、沼津土木事務所の曽根裕介所長、同竹沢雄太郎検査監、熱海土木事務所の佐藤芳健所長、同小嶋健彦検査監が出席された。
 来賓あいさつでは、三島労働基準監督署の大畠署長は「現場の実態に即した安全対策や熱中症対策をお願いするとともに、スローガンにのっとり、一人ひとりが意識を高めて安全を築いてもらいたい」と述べた。
 沼津土木事務所の曽根所長は「工事事故の多くはヒューマンエラーが原因で、対策としてヒヤリハット事例の共有が有効なので、県から送付している事故レターを積極的に活用してほしい」と語り、熱海土木事務所の佐藤所長は、配布資料により工事事故の発生状況や事故事例の解説とともに、県が策定した工事事故防止計画及び事故防止重点対策について説明し、「災害発生0件を目指し、受・発注者が一体となって取り組みましょう」と呼びかけた。
 この後の特別講演では、三島労働基準監督署第二方面の松田主任監督官が、「建設現場における安全衛生管理について」と題して、建設労働災害の発生状況、本年4月から始まった第14次労働災害防止計画、足場からの墜落防止措置の強化、静岡労働局ぬかづけ運動による転倒災害の防止、熱中症予防対策クールワークキャンペーン及び時間外労働の上限適用開始について講演された。

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