一般社団法人三島建設業協会は、建設業経営者・企業の経営基盤の強化・技術力の向上、発展を図るなど地域の期待に応えられるよう努力を重ねてまいります。

くしの歯防災システム説明会を開催　－沼津河川国道事務所－

　国土交通省沼津河川国道事務所（辛嶋亨所長）は8月24日、三島建設業協会（小野徹会長）大会議室において、中部地方整備局が整備する「くしの歯防災システム」の説明会を開催した。
　当日は、沼津河川国道事務所から村山貴紀建設専門官、道路管理課の森田優太朗係長、伊豆縦貫自動車出張所の角田大季係長が出席し、三建から約60人が参加した。
　最初に村山建設専門官から、中部版「くしの歯作戦」（道路啓開オペレーション計画）の概要説明があり、続いて森田係長から「くしの歯防災システム」の試行について、「現在、大規模地震時における災害協定業者から道路管理者への道路情報報告は、手書き・FAX送信が前提であるため、所要時間・情報量などの問題がある。これらの解決には、デジタルな被害情報を現場から道路管理者等へ直接報告可能な手段の構築が必要であり、短期的対策として「くしの歯防災システム」を試験的に運用したいと考えている。そのため、今年度の訓練等において、当該システムの操作演習を行い、システム操作の習熟、使い勝手などに関する課題を抽出していきたい」と説明があった。
　その後、システムの操作説明に移り、参加者は実際に各自のスマホを操作してシステムにログインする演習を行った。