一般社団法人三島建設業協会は、建設業経営者・企業の経営基盤の強化・技術力の向上、発展を図るなど地域の期待に応えられるよう努力を重ねてまいります。

R5 熱海土木事務所との技術懇談会

　三島建設業協会（小野徹会長）は12月5日、佐藤芳健所長をはじめとする静岡県熱海土木事務所幹部との技術懇談会を熱海市内で開いた。
　冒頭、あいさつに立った小野会長は、完成構造物の工事関係者の名前が一覧できる「電子銘板」の必要性を訴えた上で、「魅力ある業界とするためには、官民一体となった仕掛けづくりが必要。今後も共通意識を持って取り組んでいきたい」と話した。
　また、佐藤所長は「通常時のインフラ整備、災害対応などに関して、皆さんの専門的な知識と技術力は必要不可欠。受発注者間でコミュニケーションを取りながらさまざまな課題に取り組んでいきたい」と述べた。
　技術懇談会では、▽安定かつ持続的な公共事業の確保▽働き方改革の推進▽生産性向上▽残土処理場の整備―などについて話し合った。
　また、双方の課題として県道雪氷対策における初動対応の迅速化について意見が交わされ、現場情報等の共有化について検討することになった。