沼津土木事務所の幹部と技術懇談会を開催

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三島建設業協会（佐野茂樹会長）は７月２５日、曽根裕介所長をはじめとする静岡県沼津土木事務所幹部と技術懇談会を協会大会議室で開き、災害協定第６条（工事施工者）の指名や技術支援協定、災害対応空白地域への対応など、主に六つのテーマについて意見を交わした。
また、昨年に続き、三島市、伊豆の国市、伊豆市及び函南町の防災部門及び建設部門の幹部も出席した。
冒頭、あいさつに立った佐野会長は、「建設業界において、企業全体の体力が疲弊している中で、国や地方自治体には事業費の確保・拡大をお願いしたい。われわれも、若者たちが建設業の存在を認識してもらい、地域の基幹産業となるよう努力しなければならない」との考えを示した上で、「今回のような懇談会が数多く行われ、受・発注者間のコミュニケーションがスムーズに進めば、よりよい地域に生かすことができるはずだ」と呼び掛けた。
技術懇談会では、災害協定第６条の指名に基づく受発注者間の連携や基盤整備について意見を交わした他、防災関係者間における「顔の見える関係づくり」として田方建設業協会・伊豆市建設業協組合の取り組みを紹介した。この他、「災害対応空白地域への対応」「管内市町の建設業団体との連携」「民地の土砂撤去の協定」などのテーマについて、取り組み事例を交えながら話し合った。
講評で、曽根所長は「今日は様々な意見が交わされたが、これからもお互いに新しい知見・情報の交換に取り組んでいけば、さらに良いパートナーシップを築ける」と総括した。