三島・田方地区 第1回安全パトロール-安全委-
安全週間に伊豆の国、三島2現場の安パト
三島建設業協会安全委員会(森田崇委員長)は7月4日、三島労働基準監督署の金子洋一署長、石井耕造主任監督官、大場康太郎監督官、静岡県東部農林事務所石川幸志検査監及び静岡県企業局東部事務所の小南嘉宏専門監を招き、平成29年度度第1回安全パトロールを実施し、伊豆市内と三島市内の現場を巡回した。
巡回したのは、土屋建設施工の静岡県沼津土木事務所発注平成28年度[第28-D0201-01号](国)136号社会資本整備総合交付金(国道道路改装・広域)工事(巡回路工その2)(伊豆の国市南江間)と駿豆建設施工の中部地方整備局沼津河川国道事務所発注平成28年度(国)1号笹原山中BP笹原新田地区東道路建設工事(三島市笹原新田地先)の2現場で、点検票に沿って、車両系機械や足場、就労管理、届け出関係などの項目についてチェックしていった。
出発前、事後の反省会等で、金子署長は「本日は新規採用職員を同行させていただきますが、若い時に経験を培うことが重要であり、ご理解ご協力をお願いします。」と述べた。
石井主任監督官は「熱中症対策として熱中指数測定器WBGTが両現場とも備わっていなかった。また、現場での監督員、技術者、作業員や交通誘導員等への配慮として、水分、塩分等は元請が準備しておくこと。重機との接触、転倒等の防止対策を徹底すること」と述べ、大場監督官は「現場の特性は個々の現場で異なるため、現場に見合う安全対策が重要である」と述べた。
東部農林の石川検査監は「バックホウによる労働災害の実例を述べ改めて安全対策が必要である。」と述べ、企業局の小南専門監は「快適トイレの整備等労働環境の整備が若者や女性の職場進出に不可欠である。」と述べた。
森田委員長は「1日から全国安全週間に入り、各社とも安全対策を講じておりますが、昨日は35度を超える猛暑日となり熱中症により多くの方が病院に搬送されており、これからの時期は現場環境が厳しくなることが予想されますので、安全確保対策を講じていただきたい。」と述べた。なお、2現場はおおむね良好であった。