平成29年度 臨時総会
正副会長再選を内定
三建(小野徹会長)は3月15日、伊豆の国市内で平成29年度臨時総会を開催し、会員52名の内50名が出席した。
冒頭あいさつに立った小野会長は、2月1日に県建設業協会と県交通基盤部とで意見交換会が開催された。私は県内建設業者の経営状況について意見を述べ、東日本建設業保証㈱による『平成28年度の決算分析』では、静岡県の『売上高経常利益率』は、平成26年度には全国最低の1.46%だったが2.27%に向上した。ただし、東日本では7番目で、平均の2.69%には届いていない。次に、決算分析の「健全性」を示す「自己資本比率」は、17.89%で、東日本で相変わらず最低である。つまり、「以前から売上高経常利益率が最低だった」、「儲かってこなかった」、今でも「たいして儲かっていない」ことから、「蓄えができていない、経営内容が悪い。ひ弱だ」ということが、データに出ている。こうした実情を踏まえ、県当局には改正品確法の『運用指針』に則って、「しっかりとした入札制度」を訴えた。
また遠藤専務理事から持病等によりご勇退の申し出があり、後任には、新たに県OBの杉山嘉章(よしあき)さんを専務理事として採用いたしたく後程ご審議をお願いしたいと述べた。
議事では、平成30年度事業計画案、収支予算書案などを満場一致で可決した。
任期満了に伴う役員内定については、各地区からの推薦者をもって選考委員を選任して、会長、副会長ら三役等を選任するとともに、内定者全員を承認した。
平成30年度事業計画では▽予算・決算審議等協会健全運営の推進、70周年記念事業の準備等(総務委員会)▽土木事務所・農林事務所との研修会開催等(土木・災害対策委員会)▽伝統技術・新技術に関する情報交換等(建築委員会)▽労働災害防止に関する講習会等(安全委員会)▽公共工事等労務単価の適正化、工業高校インターシップの推進等(労務委員会)▽親子現場見学会の開催(企画委員会)▽建設業の社会的理解の促進(広報委員会)などを盛り込んだ。
新役員(内定者=敬称略)
会長(理事) 副会長(理事)
小野 徹(小野建設)佐野茂樹(青木建設) 斎藤稔(斉藤組) 土屋龍太郎(土屋建設)
常任相談役 相談役参与 相談役理事 専務理事
土屋昭司(土屋建設)海野英夫(海野建設)青木喜代司(青木興業)杉山嘉章(三島建設業協会)
理事
大舘節生(大舘建設)下田正夫(下田土建) 増渕 隆(川口組) 石井宏和(石井組)
石田龍夫(三和建設)海野祐一(海野建設) 杉山光男(杉進建設)杉浦雄一郎(杉浦建設)
堀口正敏(堀口組) 河田英治(加和太建設)梅原雅直(駿豆建設)森田 崇(中林建設)
山本良一(山本建設)青木喜代司(青木興業)佐々木謙(佐々木組)高島 勝(高島)
森 勲(イズケン)山本裕二(中豆建設) 今井宏昌(今井建設)
監事 外部監事
出口直樹(東豆土木) 小澤靖彦(三島土木建築)(組合兼務) 阿部永子(栗原会計事務所)
組合担当監事
矢田道夫(矢田工業)