R1 親子現場見学会
親子現場見学会に83人が参加
三島建設業協会企画委員会(石田龍夫委員長)は8月24日、親子現場見学会を開き、総勢83人が新国立競技場などを視察した。
一行は車中で、バスガイドから新国立競技場の概要の説明を受けて現地に到着。施設は11月完成に向け急ピッチで工事が進められているため、内部の見学はできなかったが、6万人収容の巨大競技場の大きさに子どもたちは感嘆の声をあげていた。外観を見て回り、外側に出ている「軒びさし」や、樹木が多く植えられ周囲と調和しているスタジアムを見学して、2020年東京オリンピックのメイン会場を実感した。
石田委員長は「今回も多くの親子に参加してもらった。建設業に興味をもってもらう事業として今後も継続していきたい」と述べた。
参加者から寄せられた感想文
【小学2年 昴季さん】
しん国立きょうぎ場を見学して、すごく大きくてびっくりしました。ここでオリンピックをやるのだなぁ、せんしゅは、みんなうれしいだろうなぁとおもいました。
地下2かい地上5かいだてと聞いて、びっくりしました。ここをつくるのに、1日2400人のさぎょういんの人たちが毎日はたらいていると聞いてすごいなぁとおもいました。
ひさしにつかっている木はぜん国47と道ふけんのものをつかつていると聞いたので、はこんでくるのも、たいへんだったろうなぁとおもいました。あたらしいきょうぎ場で日本のせんしゅがたくさんメダルをとれるようにおうえんしたいとおもいます。
【小学3年 漱星さん】
ぼくは、新国立きょうぎ場を作っているところを見て、めざましテレビで毎日かんせいしていくようすがほうそうされているのを思い出しました。えいぞうは早おくりなのであっという間にかんせいしていきますが、本当は、かんせいするまでに3年い上の時間がかかるのだな。と知りました。
時間だけではなくて、夏のあつい中や冬のさむい中でとてもたくさんの人たちがはたらいて、新国立きょうぎ場がかんせいしていくのだな、と思いました。
オリンピックは、ぼくはテレビでしか見られませんが、いろいろなきょうぎをおうえんすることと、新国立きょうぎ場がどんなふうにつかわれるかもみてみたいと思っています。来年の夏がとても楽しみです。
【中学1年 琉さん】
僕は新国立競技場に行き、建設費が千五百九十億程と聞きすごくびっくりしました。ただ開会式と陸上とサッカーをやるだけでこんなにも金がかかると知り、オリンピックの壮大さを改めて思い知りました。
オリンピックが自国で開催されるということはその国の国民にとっての大きな誇りなんだと思いました。競技場は今年の11月に三年間の建設期間を経て完成するそうです。完成した姿を見るのが楽しみです。
【中学1年 馨子さん】
新国立競技場を見て私が思ったことは、外装にたくさんの木が使われていて日本らしい和風な造りだということです。私が一番最初にテレビで新国立競技場のことを聞いた時、また人工物が増えるだけだろうと思っていたら、植栽があったり木が使ってあったりして自然があふれる和風な世界にほこっていいのではないかと思いました。
また、座席は、車いす席があって、車いすの使用者にもやさしくなっていて、いいと思いました。
ところで私には不思議に思ったことが一つあります。それは(なぜ不思議な五色を組み合わせたのか。)です。緑や黄緑や白にした方がいいのではないか、と思いました。
夏場のオリンピック・パラリンピックということで暑さをしのぐために三つの工夫がしてあることもわかりました。一つ目は、「風の大ひさし」という、屋根の付け根にある部分で、ここで外部から風をとりこんでいます。二つ目は百八十五台の客席の背後のファンで、観客の体感温度を下げるようにしてあることです。
そして三つ目は、ミスト冷却装置です。この三つで、夏の暑さをおさえて暑さをしのぐことが分かりました。
新国立競技場の内側を次はじっくり見てみたいな、と思いました。
歴史の新たな一ページに刻めるすばらしい大会になるよう応援したいです。