R1 東部農林事務所との技術懇談会

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　三島建設業協会（小野徹会長）の役員は11月22日、三建大会議室で静岡県東部農林事務所（塚本忠士所長）幹部と技術懇談会を開催した。
　当日は協会から小野会長、土屋龍太郎副会長、佐野茂樹副会長、齋藤稔副会長、青木喜代司相談役理事をはじめ役員12人、東部農林事務所から塚本所長、山崎克彦次長、岩澤敏幸農業振興部部長、太田千博農山村整備部長、大石剛農山村整備部技監ほか幹部職員７人が出席して、働き方改革や豚コレラ（CSF）対策などについて意見を交わした。
　冒頭、小野会長は久しぶりに開催された東部農林事務所との意見交換会の意義に触れた後、「豚コレラ」についてはかつて宮崎県の建設業者が、牛の口蹄疫での「大変な思いをした」という経験談を話し、今回の「豚コレラ」にも同様の処置がとられると思う。伊豆にはイノシシが多く、いつこちらに飛び火するかわからない。様々な困難が予想されるので、台風災害に備えるのと同様に、東部農林事務所の皆様と、今からその「心構え」を共有し、対策・準備をしていきたいと考えていると述べた。
　塚本所長は「災害や家畜伝染病に対する危機管理がますます重要になっている。いざというときは三島建設業協会の機動力を頼りにしているので、忌憚のない意見をいただきたい」と話した。
　技術懇談会では、伊東市池地区の緊急治山工事で、応札者が出ないことが話題になり、その原因が工期が短すぎることなど、「働き方改革」の革新的問題が浮き彫りになった。また、減少する工事の発注量の問題や、現場技術者と発注者側の若手職員との技術研修会の実施、ОＪТの復活の検討などについても話し合った。