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R3 沼津土木事務所幹部と 技術懇談会開催

三島建設業協会(小野徹会長)は11月16日、静岡県沼津土木事務所の池ケ谷規文所長、影嶋技監兼修善寺支所長ほか幹部5人と技術懇談会を協会大会議室で開き、「技術支援の取り組み」など四つのテーマについて意見を交わした。

 冒頭、あいさつに立った小野会長は、「三島・田方地区の工事量は減っているが、災害対策などの面からやるべきことは多い。本日は発注者の皆さんと意見交換して共通認識を深めたい」と述べ、池ケ谷所長は、「知恵を出し合い、ますます連携を強化していきたい。魅力ある業界を目指すため、お互いにできることから始めましょう」と話した。
 技術懇談会では、土屋龍太郎副会長がコーディネーターを務め、「技術支援の取り組み」については土屋副会長兼土木・災害対策委員長、「若手育成の取り組み」については山本良一総務委員長、山本裕二広報委員長、梅原雅直みらい創造特別委員長、「工事事故防止への取り組み」については森田崇安全委員長、「災害対応力強化の取り組み」については土屋副会長兼土木・災害対策委員長がそれぞれ、事例紹介などを含めて問題提起を行い、その後、活発な意見交換を行った。

 終りに、池ケ谷所長は、「官であれ民であれ地域を良くしようという思いは同じだと感じた。垣根を越えて一緒に知恵を出すという事がすごく大事だと思っている。気候変動に対応していくために、限られた施設・人材の能力・効果をどうやって引き出すか考えていかなければならないと強く感じており、皆さんと一緒になってできることから取り組んでいきたい。そして、若い人たちにもいい感じを与えられる魅力ある産業にするために、総がかりで取り組んでいきたいと思うので、是非、よろしくお願いしたい。」と総括した。
 小野会長は、「私共としては、そろそろ三島田方地区にも大きな目玉が欲しいと感じている。恵まれた地域だが、安全で美しいインフラを見せてお客さんを呼び込もうというようなところまでもう少し踏み込んでいければと思います。
 今回は、協会がどんなことをやっているのか、それぞれの思いを見せようということで、各委員長から発言いただいいた。協会は今こんな風に活動しているということが、よくお分かりいただけたのではないでしょうか。
 いろんな課題があるが、先送りでなく「予めやれることはやっておく」という精神が池ケ谷所長のお言葉からも伺えた。協会としても大変力強く感じており、様々な課題に対して綿密な打ち合わせを重ねることで、早め早めに対処していく姿勢でやっていければと思う。今日のやりとりを活かして、次の課題に対処して参りたい。」とお礼の言葉を述べ、閉会した。

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