R5 第４回役員会

総会上程議案などを審議

　三島建設業協会（小野徹会長）は3月12日、令和5年度第4回役員会を熱海市内で開き、臨時総会に諮る令和6年度事業計画案などについて協議した。
　冒頭、あいさつに立った小野会長は、「今年3月から、公共工事設計労務費単価が5.9%増となることが発表され、春闘は山場を迎えている。建設業に関しても、政府から大幅な賃上げを求められているが、国交省の予算は昨年並みで、建設費高騰の中、実質的な工事量はマイナスということになる。一方、国土強靭化予算は、例年通りの補正対応で、どの程度の額になるかはわからない不安定な状態である。
　日本の労働慣行では、一旦上げた給与を下げるといった荒療治はできず、賞与で加減しようにも、賞与も給与の一部だという判決もあり、むやみに従業員の給与を上げられないジレンマがある。
　2月に、熱海土木事務所から技術支援の依頼があった。今回は、『国道135号の伊東市の渚橋の旧橋の撤去』の施工方法についてで、土木委員会で対応してもらうことにした等を述べた。
　役員会では令和6年度事業計画案や収支予算書案、任期満了に伴う役員内定などについて審議、原案通り可決し臨時総会への上程を決めた。