一般社団法人三島建設業協会は、建設業経営者・企業の経営基盤の強化・技術力の向上、発展を図るなど地域の期待に応えられるよう努力を重ねてまいります。

熱海土木・三島労基・三建が11月度安パト実施

熱海・伊東市内３現場を巡回

　静岡県熱海土木事務所と三島建設業協会安全委員会、三島労働基準監督署は11月24日、2015年度11月度建設工事安全パトロールを実施し、総勢9人で熱海市と伊東市の現場３カ所を巡回した。
　出発前、萩原範將検査監は、「2015年度の工事事故は、工事規制中の交通事故が2件、規制標識転倒の第三者物損事故が1件発生している。交通規制や規制看板の固定には十分注意して事故が起きないようしていただきたい」と呼び掛けた。三島労働基準監督署の町田真主任監督官は「建設業の事故がとても目立つ状態になっている。工事事故防止に努めていただきたい」と話した。

　１カ所目は熱海市泉地先の川口組が施工する「平成27年度［第27‐S0302‐01号］千歳川支川冥加沢火山砂防（防災・安全交付金）工事（第1号垂直壁工）（11‐01）」の現場を施工者の担当者とともに見回った。その後、熱海市網代地内の青木建設施工「平成27年度［第27‐V4101‐01号］網代漁港水産物供給基盤機能保全（３種係留等）岸壁補修工事（片町西岸壁）（11‐01）」と伊東市港湾地先の斉藤組施工「平成27年度［第27‐W6404‐01号］伊東港港湾整備交付金［港湾改修事業（老朽化対策等）］東防波堤工事（上部工改良工）（11‐01）」の現場を点検した。
　点検は、書類や掲示物の確認、重機の管理体制や安全対策などを点検項目に沿って細かく見回り、事故防止を再度呼び掛けた。